2024ヴィンテージが終わりました

11月2日、すべての収穫が完了

9月21日のシャルドネから始まった2024年の収穫シーズンは、メルロ、甲州、カベルネ・フラン、シラーと続いて11月2日のカベルネ・ソーヴィニヨンで終わりました。

今年は、気温が高く夜温が下がらない「日本気候の亜熱帯化」の趨勢が続いた上、9月からの収穫期に秋雨前線が停滞するなど、気候的には問題のある年でした。しかし、銘醸地明野の立地条件と栽培活動の努力によって、なんとか各品種とも完熟状態で収穫することができました。欧州系品種はどれも品種個性をしっかり表現し、目標どおり「無補糖・無補酸」で仕込むことができましたし、甲州についても昨年に続き高品質なブドウが収穫できました。

委託醸造を通して自前の醸造へ前進

ワイナリー設備をまだ持たない明野ヴィンヤードは収穫したブドウを委託醸造してワインをつくっています。委託した会社はブドウのポテンシャルを素直に表現する優れた醸造をしてくださっていますが、ブドウの生産量が増えるにしたがって、対応に限界も出てきます。そこで近い将来での自前の醸造に向けて、ヴィンヤードメンバーや会員の中から醸造スタッフを養成し、委託先での醸造過程に積極的に関わり、醸造能力を向上させていくことにしました。

11/16 2024年収穫感謝祭を開催

今シーズンの収穫完了を祝うとともに 12月にリリースする2023ヴィンテージ樽熟成ワインを初披露する収穫感謝祭が11月16日農場で開催されました。

シャルドネの新酒サンプルで乾杯し、4月リリースの23ヴィンテージワイン(甲州とカベルネ・フラン)とケータリングのオードブル&野菜栽培部提供のマリネ&野菜BBQを楽しむ中、赤松から今季のブドウ収穫、北野からワイン醸造の結果と方針を報告。
さらに12月にリリースする23ヴィンテージ樽熟成ウィン3種(メルロ、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン)について、山梨ワインの伝道師・新田正明さんのコメントが紹介されたチラシが全員に配られたあと、一人一人のグラスに注がれていきます。みなさん、期待を上回るその香り、味わいに感動されていました。

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